フォンローゼン装着が決まったお母さんへ
シンプルにまとめようまとめようと思いつつ、先延ばしになっていたので時間が取れた隙に書いてしまおうと思う。
↓フォンローゼン装着直後の娘。病院でまた付けるときのガイドラインにって写真を撮らせて貰った。
フォンローゼン装着になったお母さんの多くは赤ちゃんと出会ったばかりなはず、なぜならフォンローゼン装着時期は生後2週間程度~3ヶ月までの短い間だからだ。
装具装着が決まった瞬間、半泣きになりながらぐぐったのを思い出す。どうやって娘と過ごそうか、寒いのに何を着せようか、けれどもネット上に情報がなくて「やべ…どうしよう」って思ったのだ。そういうお母さんのお手伝いになったら良いなぁ…。
私の娘は生後1ヶ月~2ヶ月の間の1ヶ月間の装着だった。ほやほやの乳児で関節が柔らかいのですぐに整復することが多いと言われている。また、すぐに大きくなるのであっと言う間に装具が窮屈になる(※娘は外すときには顔に装具が食い込みそうなぐらいになっていた)
①着るもの
短肌着+おくるみ で ぐるっとくるんで抱きかかえておけば、なんとかなる。
どこかに出掛けなければならない時は80~90サイズのAラインの物を買えば、装具の上から着れる。ポンチョも大きめサイズは上から切れるので肩の装具隠しに使える。
合わせて大きめのよだれかけも装具隠しに役立った。
②おでかけ
ベビーカー、抱っこ紐NGなので基本はだっこでのお出かけ。殆どできないと思っておくといい。生協やネットスーパーの活用をおすすめする。後は家族便かな…。
③お風呂
装着後しばらくは禁止になると思う。お風呂禁止中はひたすらガーゼで拭いたり、部屋を暖かくしてペットシート(わが家は産褥パッドの特大が余っていたのでそれを)を敷いて頭を軽く洗ったりし、垢がこびりつくのを防いでいた。
④お役立ちアイテム
ゆりかご
ベルトを締めるものが出来ない(バウンサー等)のでゆりかごは便利だった。ゆらゆら揺れて心地が良いみたいだった。装具をつけたばかりの頃は抱っこもあまりしてはいけないと言われたのでゆりかごで泣きやませていた。
レンタルだとお安く、ちょっとクラシックな感じが可愛いので是非。
フード付きおくるみ
ぐるっと体全部包み、顔だけを出して病院に通うときは連れて行っていた。これだと顔しか見えないので痛々しい装具が見えず、病院ではただでさえよれよれなのになんか色々話しかけられなくてよかった。
調味料ボトル
沐浴できない時の救世主、これにお湯を入れてお尻にじゃーっとシャワー代わりにかけるとお尻が綺麗になる。頭もこれで軽く洗えるので便利だった。おしりが弱い子にも使える素敵アイテム。100均での購入をおすすめする。
ムーニーのテープタイプ
オムツをきつくしないでねと言われたのだが、最初に使っていたパンパースだと縛り付けるようにピッタリと付いてしまうことが多かった。色々オムツを試したのだが、1番股上が浅いのがムーニー、装具の関係であまり深くまでオムツを付けることが出来ないのでこの浅さが使いやすかった。ただ、足が細い子はたまーにうんちが漏れている。背中漏れには気をつけて…。
装具つけた当日は2~4時間ぐらい泣き続けるし、ごっつい姿が可哀想に思えるのだが、それよりも私は今後をどうしようと言う気持ちのほうが大きかったし、あまり娘を可愛いとか思わなかった。私はゆりかごに寝かせてぼんやりと泣いている娘をひたすら見ていた。
そういう切羽詰まった精神状態だったのだと思う。私の場合は母だったが、とりあえず「なんか泣いてる」と誰でも話せる人が居ると気が楽になるよ。