ひろくて浅井

小2言語好きの好奇心に振り回されるハハ

ムスメの「~っし!!!」という単語を理解したい親。

ムスメは言葉を覚えるときに語尾しか発音しない。

例えば、

「たのしい」→「~し!」

「うれしい」→「~し!」

「おいしい」→「ぉ~し!」

「いないないばあ」→「いなーいない…ばぁ!」

「うんち」→「~ち!」

「ちっち(おしっこ)」→「ちー」

「だっこ」→「っっこう!」

「あたま」→「あーま」

「おめめ」→「めめ」

「かた」→「~た」

「あおむし」→「~っし!!」

そう、ほとんどが「~し!」か「~っち!」なので何をしたいのかがいまいちわかりにくい。ムスメなりに差はあるのだろうが、私に判断がつかないのでイライラしていることも多い。(因みに夫はもっと分からなく、先日さんざん「~ち」と言っていたのに気が付かなく、お風呂でうんちをさせてしまった)

なんでだろうと暫く悩んでいたのだが、どうやら私たち夫婦が言葉の前の方をあまり大きな音で発音しないのと、口を大きく開けて発声をしていないことに理由がありそうだ。

また、夫が帰りが遅いので家では私のモソモソするひとりごとばかりをムスメは聞いている。そりゃあ、娘の言葉もモソモソしてくるだろう。

ずっと語尾しか言わないと、意思疎通ができなく困るので、解決をしようと、何かを喋ろうとしているムスメを観察することにした。すると、口元を一生懸命見ているのが分かる。その際に言葉の出始めが小さな口だと、子供は真似できずに音と口の動きの連動が取れないのではないのかと思った。

試しに、色を教えてみようと思い、青いブロックを指差し、顔を見えずに「あお」と言ってみると、「~あ」としか真似ができなかった。しかし、顔をしっかりと見て「あ」「お」とゆっくり大きな口で発音をすると真似ができた。

結局は簡単なことだったのだが、子どもへ話し掛けるときにははっきり、口を開けてしゃべらないと伝わらないし、学びにつながらないことがよくわかった。ムスメも恐らく意思が上手に伝わっていないことを理解していて、それがもどかしく、たまに地面に転がってみたり、床を泳いでみたりするのだろう。

本当ならベビーサインとかをフルに使って、私がムスメに全力で歩み寄るのは難しいので、娘にも歩み寄ってもらいながら娘の言葉を理解していきたいと思うこの頃である。