絵本から児童書へ、ステップアップ
長女は5歳半ごろに徐々に児童書へとステップアップを行いました。
最初は自分で一回読む→親が音読→もう一回自分で読む→質問 と言うかたちで同じ本を何度か読むのを繰り返しました。あまりにも1冊を読み込むので児童書入門に使った本は殆ど購入をし、ぼろぼろになるまで読んでいます。
ただ7歳の今でも絵本も好きで何でも読みます(何ならソースの原材料欄も読みます)彼女が次に挑戦したい読書は「アンネの日記」です。
最初は…もう少し長いものが読んでみたい
岩波書店の「岩波の子供の本シリーズ」がお話が少し長めのものもあり、娘がその中ではじめて読んだのは「こねこのぴっち」でした。絵がかわいくてお話に入り込みやすかったようです。
Amazon Kids+をきっかけに読む本の種類が増える
とにかく本が読みたかった長女はAmazonKids+で様々な本を読んでいきました。
「おんなのこのでんきえほん」はとってもライトな伝記絵本なのですが、導入や興味を持つきっかけとしては十分でした。全てひらがなで書いてあります。
娘はこの本を読んだあとから伝記の本や漫画を借りて伝記を楽しむようになりました。特に気に入っていたのはエリザベス・ブラックウェルとナイチンゲールでした。
世界の歴史の動きと日本の歴史の動きを意識し始めたのもこの頃です。高校生用の年表を子どもがわかるように修正して壁に貼っていました。
「このひとたちはおんなのひとがまなべえるようにした。でもどうしてむかしはおんなのひとはまなぶことがむずかしかったのだろう」とつぶやいていました。
物語を楽しむ
物語系は10歳までに読みたい~のシリーズを1冊ずつ購入しました。これもまた親からするとライトですが、娘の場合、同じ話を違う本でも読む事が多いのでまずは導入と思って購入しました。初めの方に人物紹介などがあり、それを見ながら話を読むことができます。あとこのシリーズはソフトカバーなのも読みやすかったらしく、いっときはこのシリーズしか手に取りませんでした。
伝記漫画にハマる
小学校に入学した頃に学校の図書室にポプラ社のシリーズが並んでいたらしく、全シリーズを網羅しようと1冊ずつ借り始めました。同時にあんびるやすこさんの本も借りていたようですが、女子っぽく見えるようにダミーで借りていたっぽいです。
上杉謙信と武田信玄の話を良くしていました。このへんから宗教とは、戦とはなど聞かれるようになったために、日本の歴史も同軸で読み始めました。和歌なども気に入って本に書いているものを書き写したりして遊んでいました。
やばい日本史もやけに気に入って読んでいました。そして偉人がどう死んだのかばかり聞いてくるので死にざま図鑑も買いました。彼女いわく、一番色々やばいなと思うのは「徳川家康」だそうです。
気に入る物語を探す
「女の子の話は魔女のが多くて嫌なの」という長女にプレゼントされたのがこの本、これはかなり気に入ったようで持ち歩いていろいろなところで読んでいました。ルビも多く、読みやすかったようです。児童書らしい児童書かなと。
一回電子で借りたのですが、「読みにくいから紙にしてほしい」と言われた一冊。
集中して読む時は、やはり紙の本がいいそうです。読んでみたいからと言われて借りましたが、あまりお気に召さなかったようです。
「やることが面白い。他のも読んでみたい」ということで続きを今後借りに行く予定です。
娘の読書は趣味にとても偏りがあり、またファンタジーに近ければ近いほど嫌がる傾向があったので好みに合う本を探すのに苦労しています。紹介したのは一部だけで他にも参考書や図鑑のようなものを多く読んだ上で選んでいった本です。
読む量も多いですが、リピートも多き、同じ本をしつこく読み続けるので本はボロボロになってしまうものも多いです。