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子育てとまったり暮らし

娘の斜頸・股関節脱臼通院記録と育児諸々

頑張るのはお母さんですから

先天性股関節脱臼 フォンローゼン

 

装具をつけて毎日のように整形外科に通っていた時に「頑張るのはお母さんですから」と言われたことが忘れられない。生後4週間で装具をつけて、泣く子どもをあやしながら看護師は私の目をじっと見つめていったのだ。私はそれに対してマヌケな声で「はぁい、頑張りまーす」と笑って答えた。笑ってないと涙が出そうだった。

なんだかとっても辛かったのだ。

夫は毎晩深夜まで仕事で帰ってこない。実家は遠い。誰も頼れない。体はまだまだ本調子ではない。外に出たいのに出られない。ネットで必死に自分の子供と同じ状態の子どもがどう育つのか調べても一向に出てこない。先が見えなかった。這いつくばるように整形外科に通っていた。それは当たり前のことだと思っていた。

けれども、その看護師さんは当たり前じゃないから頑張りなさいと言ってくれたような気がした。人によっては頑張りが足りないと言われているような気持ちにもなるかもしれない。私こんなに頑張っているのに!と、でも乳児の装具着用において一番頑張る必要が出てくるのはそばにいる親なのだろう。

そんな私は今はゆるりと頑張ることにしている。